僕らの幸福理論。


会えたねと言う彼は
とても背が高く
スーツを少し着崩れしていて
メガネを掛けていて

恋に落ちるのにそう時間は掛からなかった。
一目惚れをした。
こんなカッコイイ人を私が慰めるの?
出来るの?大丈夫????

「心和ちゃん?」

「あ、はい!では行きますか?」

「そうだね」

緊張してきた…部屋大丈夫かな…

「心和ちゃんは何で会おうと思ったの?」

「私ですか?」

「うん」

「なんか直感的に会ってみたいと思ったんです。」

「へぇ」