何度か渋っていた伊都さんが折れて

「待ち合わせは何時頃?」

「料理するのでちょっと待ってて貰いますが大丈夫ですか?」

「構わないけど…」

「良かったです!ある程度終わったらもう一度電話する形でいいですか?」

「待ってる」

「では後ほど!」

電話を切り速攻料理を初めて
何とか出来た。
電話が終わり何だかんだ40分経っていた。
私は着替えながら電話をスピーカーで掛けると

「はい」

「伊都さん、お待たせしました!」

「待ってないから大丈夫だよ。」

「本当ですか?」

「うん。」