ねぇ確信犯、うるさいよ



田中はそんなわたしを見て笑ったあとに、


「ユメちゃん」


優しく優しく、わたしを呼ぶ。


陽の光が、田中の髪を透かす。


幻想的な色を前にして、とうとうわたしは伝えたのだ、と思った。


キラキラのあいだから覗くその瞳。


まじわった熱。


ひとまず深呼吸をして落ち着こうと思う。


ねぇ、田中。


「「すきだよ」」




End.