「ユメちゃんがいい」 視線が絡み合う。 ……うるさいよ。どうしてそうやって、わたしの心を溶かそうとするの。 熱くて熱くて、溶けてしまいそう。 でも、わたし。 溶けたあとのそれに、溺れている。 「わたしも、田中がいい。田中がすき」 はっきりと伝えると、なんだかいてもたってもいられなくなってしまった。 座った状態でいるのが不安になり始めて、唐突に立ち上がる。