母を想えば



「・・・【ハルカ】・・・・。」


「・・・・・・。」


「名前・・私が決めてもいいんだっけ?」


「良い・・・・すっげぇ良い!
“ハルカ”にしよう!!」


「・・・・アハハ・・・
だから・・泣きすぎだって。」



楽観しているわけじゃないけど、
不安や怖さなんて微塵も無い。


ハルカの誕生日と同時に、
私が“母”になった日。


緩んでいるわけじゃないけど、気負いや必要以上の力入れなんてする必要は無い。


泣きながら笑って、私もハルカもギュッとしてくれる“父”が隣にいてくれるから。


一緒に歩んでくれる、
この人がいてくれるから・・


「ハヤト。」


「どうした?」


「いつもの言って。」


「おぉ。」


「・・・・・・・・・・。」



「面目ない。」


「・・・・・(゚Д゚)・・・・・。」


「あ・・あれ・・?」


「そっちじゃなくて、
耳元で愛情表現しろやゴラァ!!」


「ぎゃーーーー!!」


「アハハハ!」



ハルカに移っちゃ嫌だから、私の口調も少しずつ穏やかに抑えていかなきゃね。