―――――― 「“事件から何年経ったから”なんて、 終わりが無い事だとは思いますが、 吉田さんは必死に“今”を生きてる感じが伝わってきましたね・・。」 「星野君。やっぱり私は一生1000円カットで大丈夫です。」 「どういう事ですか?」 「あんなキラキラした場所にいたら目が回りそうです。」 「・・・確かに、豊川さんが一番似合わない場所かもしれませんね。」 署へ戻りつつ、先ほどの聴取内容をおさらいしようと手帳を取り出す。