その日は結局、凌空に会うことがなくて、謝れなかった。
お風呂に入る前に体重計に乗ったけど、確かに平均よりかなり痩せていた。
大学のときは私の身長の標準体重より2.3キロ軽いくらいだったから、かなり落ちている。
身長が150cmだから、標準体重は・・・46キロくらい?
確かに、もっと食べないと・・・。
思わず反発しちゃったけど、凌空が言うことは正しいことばっかりなんだ。
改めて、そう感じてしまった。
私って子供みたい・・・。
寺内先生のことだって、好きだって思うけど、釣り合わないとも感じてしまう節がある。
うぅ・・・。
・・・考えるのやめた!ますます暗くなる!
自分の子供っぽさとか、自己嫌悪になっちゃうからやめ!
ボーッとテレビを見ていると、電話がなった。
呼び出しかな・・・。
案の定、画面には『大学病院』の文字。
「はい。西荻です。」
「寺内だ!ちょっと来てくれ!多重事故で怪我人が溢れてる!」
「!分かりました!」
寺内先生が出たことにびっくりしたけど、それどころじゃない。
電車で普段通勤しているけど、時間が時間だし、走って行けない距離でもない。
スマホと財布、家の鍵を小さなバックパックに入れて、私は走り出した。
お風呂に入る前に体重計に乗ったけど、確かに平均よりかなり痩せていた。
大学のときは私の身長の標準体重より2.3キロ軽いくらいだったから、かなり落ちている。
身長が150cmだから、標準体重は・・・46キロくらい?
確かに、もっと食べないと・・・。
思わず反発しちゃったけど、凌空が言うことは正しいことばっかりなんだ。
改めて、そう感じてしまった。
私って子供みたい・・・。
寺内先生のことだって、好きだって思うけど、釣り合わないとも感じてしまう節がある。
うぅ・・・。
・・・考えるのやめた!ますます暗くなる!
自分の子供っぽさとか、自己嫌悪になっちゃうからやめ!
ボーッとテレビを見ていると、電話がなった。
呼び出しかな・・・。
案の定、画面には『大学病院』の文字。
「はい。西荻です。」
「寺内だ!ちょっと来てくれ!多重事故で怪我人が溢れてる!」
「!分かりました!」
寺内先生が出たことにびっくりしたけど、それどころじゃない。
電車で普段通勤しているけど、時間が時間だし、走って行けない距離でもない。
スマホと財布、家の鍵を小さなバックパックに入れて、私は走り出した。