結局ナナは2学期は登校していたけどそれでもだいぶ日数は足りなくて卒業できないことが決定した。
まあそんなのはじめからわかりきってたことではあるし、ナナもそこまで気にしてはいなかった。
むしろナナには圧倒的な人気力と夢があるんだから羽ばたいた方がいいと思う。
「卒業はできなかったですけどこの学校にいたことは紛れもない事実だから、この学校も有名になりそうですね」
「そうだね。でもこんな田舎だしわざわざそのためにくる人はいなさそうだけど」
それにどうせこの高校に入学できてもナナはもういない。
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