「あ~あぁ。暇だな。」 僕は大きなあくびをした。 太陽の光が心地よくて、今にもトロンと眠ってしまいそうだ。 天使の僕は暇を持て余していたんだ。 そんな僕にも最近、夢ができた。 それは『悪魔になる』ことだ。 悪魔は、僕のような天使とは違って、人間に尽くさなくていいし、イタズラだってし放題。 それに好き勝手しても、怒られないって聞いたことがある。