天使になりたかった悪魔



「悪魔でも泣いたりするのね?」


僕はなんだか恥ずかしくなって、ボソボソと口ごもりながら答えた。


「僕は、できそこないの悪魔だから…。
それより、君はなんで、僕に話し掛けてくれたの?」


天使は、また笑顔つくって、優しい声で答えた。


「だって、毎日ここで泣いているんですもの。
それに毎朝、私を驚かせに来るでしょう?」