「それでこの子を桜夜くんはチームにいれたの? なんかまた一波乱ありそうだね……」 「……そうね。でも桜夜だから。私と桜雅さんの血を受け継いでるしあの子は要領もいい。だから大丈夫よ」 「まぁ……僕達は見守ることしかできないから……君は桜夜くんに助けられたんだね」 そう言って優しく微笑む逢坂先生にドキッとする。 「……はい」 「海桜もね、桜雅さんに助けられて今こんなに強いんだよ。大丈夫、桜夜くんを信じれば道は変わるよ」 「ありがとうございます……」