でも……



「"流星"のアジトは人数が常に多いです。ヤクザの若頭である銀河は銃も持ってる。だから……」


「僕たち2人じゃ危ないって?」


「いや……」



桜夜くんにそう言われ私が気まづそうな顔をしていると桜夜くんはポン、と私の頭に手をのっけた。



「信じて、蘭。僕たち2人は強いから」


「桜夜くん……」