とても勝てる気がしないんですけど……
「あははっ大丈夫だよ! 桜夜くんガチで蘭にベタ惚れっぽいし、他の子に興味無いでしょ!ごめんね、ちょっと意地悪しちゃった」
「……光くん……」
そんな意地悪言うくらい元気あるならいいんだけどさ……
……でもそんなこと言われたら今頃月例会で顔合わせてるだろうし、なに話してるのかなとか気になっちゃうじゃん!
「まあほら、桜夜くんが呼んでくれた先生来るんでしょ?それまで部屋で待と」
「……うん」
グイッと光くんに手を引っ張られ私たちは部屋で逢坂先生を待つことにした。



