Flower black






「月例会中は光くんのそばにいてあげてほしい」


「……私は、でなくていいの?」



Queenだから勝手にでるものだと思ってた。



「ほんとはでるべきだけど。桔梗さんがくるのに光くん1人置いていくわけにはいかないから。頼んだよ」


「……分かった」



私がそう言うと桜夜くんは優しい顔をして、私の頭をポンポンと叩いた。


きっと私を信頼していて光くんを託すんだろう。