____……翌朝



「ん……」



眩しい朝日に目を開けると隣には桜夜くんがスースー……と寝息をたてて寝ていた。


そして桜夜くんの寝顔を見るなり私は昨晩のことを思い出して顔を真っ赤にさせる。


わ、私……ついに桜夜くんと……！



「ん……蘭……？」


「お、桜夜くん……おはよう」


「……おはよ」



桜夜くんは眠そうにそう呟いて私をギュッと抱きしめた。


……かわいい……


朝の桜夜くんはムニャムニャしてて私に甘えてくる。


でも今朝はいつもの朝の桜夜くんより愛しく感じた。