「……っ」 私がパッと桜夜くんから目を逸らすと桜夜くんは私に近づいてきた。 ポタッと桜夜くんの髪から水滴が落ちる。 「お、桜夜くん……?」 「なんで目逸らしてるの、蘭」 「えっ……と」 桜夜くんがいつもより色気があるから……とかそんな変なこと言えない……! 「……緊張してていつもと違う蘭もいいね」 「……っ!」 桜夜くんはそう言って私の髪にサラッと触れた。 し、心臓がもたない……! 今からこんなんで私はこれから大丈夫なの……!?