「……なんだおまえ」 強気で行こうと思ったのに中に入った瞬間感じる圧力。 この人がトップで間違えない。 そう思った。 「……橘組若頭。橘 銀河だ。おまえが"流星"のトップか……?」 「……橘組? なんの用だよ、このチームを渡せとかそういう用件なら帰れ」 強く睨む昴さん。 想像していた以上に子供っぽくて、確実に自分よりは年下だなと感じた。 だからか、いくら昴さんから圧力を感じても俺は強気で昴さんに殴りかかった。