「……蘭、僕が全部守ってみせるからね」 そうやって私に言う桜夜くんの顔は強くて優しくて泣きそうになった。 「……私も、みんなを守る」 光くんだって本当は病気の身で喧嘩なんてしたくないはずなんだ…… ブルルルル…… その時、後ろからバイクの音がした。 その音に振り返ると、運転する銀河の後ろに光くんがいる。 光くん……病院から抜け出してきたの? 「……まー……随分派手にやってくれたようだね」