「……私も一緒に戦いたい」



Flower blackのトップとQueenは対等じゃなきゃダメだから。


守られてばっかりのQueenは嫌だ。


すると、桜夜くんは私をギュッと抱きしめた。



「……俺たちと一緒に戦ってくれるって言ってくれて嬉しいけど光くんは本当に敵になる……それでもいいの?」


「……うん。それに光くんはまだなにか隠してると思う。私はそれを自分で光くんに聞きたい。光くんも……私にとって大切な人だから」



まだ桜夜くんと会う前、1人で心細かった私を病院に行く度笑顔で迎えてくれた光くん。


その笑顔にどれだけ助けられたことか。


……光くん。


私は光くんが敵になろうとも光くんも守りたい。