「まぁまぁ、桜夜。蘭ちゃんだって考えてくれてるんだよ。ね?蘭ちゃん」 「……はい」 ニコッと笑う桃李さんに私はホッとする。 桃李さん……庇ってくれた…… 「でも、蘭の言う通り結城光と喧嘩をするのならこっちから仕掛けた方がいい」 「だよね……まずさ、銀河もろとも"流星"を潰すしかないか。入院してるからアジトに光くんはいないだろうし」 菊磨さんの言葉に桜夜くんは真剣な顔でそう言った。