「会ってみたら? それに桜夜と蘭ちゃん、付き合ってるんでしょ?お母さんにも挨拶しなよ」 「……」 桃李さんがそう言うと私と桜夜くんは黙り込んだ。 そう、桜夜くんが私に"好き"と言ってくれて3ヶ月…… 私と桜夜くんは付き合ってるのか、確証はもててないままだった。 チラッと桜夜くんを見ると桜夜くんは難しい顔をしている。 「え……その顔、付き合ってないの!? もう3か月経ったよ!? ねえ菊磨!!」 「……確かに」 桃李さんと菊磨さんは理解できないような顔をしていた。