「ほんと? それは嬉しい」 桜夜くんはそう言って今まで以上の笑顔で笑った。 ……これは作ってる笑顔じゃない…… 「……さ、じゃあ僕もお風呂はいってこようかな。蘭は先に寝ててよ」 「うん、ドライヤーありがとう」 「いいえ。また明日」 「うん、おやすみ……」 私がそう言うと桜夜くんはフッと笑いながら私の頭を撫でてお風呂へ行ってしまった。 ……心臓がドキドキしっぱなしだ。 私はこれから桜夜くんのことをどう思っていくのだろう。