気付いたのは兄だった。
「愛ちゃん、繋がらないのか…？」
兄が見かねて話しかけて来た。
「…お前、昨日間違えてアルコール飲んだって言ってたよな？」
「…え、あ、あぁ。
なんだよ、いきなり…」
「その時、周りに誰がいた？」
「…は？ゼミの仲間に決まってるだろ？」
「どれくらい、酔い潰れてた？」
「……はっきり覚えてないけど…。
多分、1時間は寝てたと思う。」
なんだ？
昨日のことが何で今また話題になる⁇
「スマホ、オープンにして貸してみろ。」
俺は内心、イラつきながらも兄貴にスマホを渡した。
「……やっぱり…。
ほら、見てみろ。」
そこには、かけた覚えのない愛の電話番号があった。
「愛ちゃん、繋がらないのか…？」
兄が見かねて話しかけて来た。
「…お前、昨日間違えてアルコール飲んだって言ってたよな？」
「…え、あ、あぁ。
なんだよ、いきなり…」
「その時、周りに誰がいた？」
「…は？ゼミの仲間に決まってるだろ？」
「どれくらい、酔い潰れてた？」
「……はっきり覚えてないけど…。
多分、1時間は寝てたと思う。」
なんだ？
昨日のことが何で今また話題になる⁇
「スマホ、オープンにして貸してみろ。」
俺は内心、イラつきながらも兄貴にスマホを渡した。
「……やっぱり…。
ほら、見てみろ。」
そこには、かけた覚えのない愛の電話番号があった。
