一生ものの恋をあなたと

「……そうだな。
聖の妹だったんだな。
いい子に決まってる。
…なぁ、愛ちゃんは今何してるんだ?」

「幼稚園の先生だ。
もちろん、学園のな。
さっきの聖歌は、今も毎日園児と歌っているよ。」

「え。
あ、愛ちゃん…お前と同じ勤め先なのか?
あの学園の敷地内か!?」

「そうだけど。
…なに?」

「いや…。
蓮、東京を引き上げた後、マンションを買ったんだ。個人で。
あぁ、さっきも言ったように、デイトレーダーしてたから、マンションくらい余裕で買える資産は築いたらしい。」

「すごいな…。」

「問題は、場所だよ!
蓮のマンションは、あの学園のすぐ近くにある公園の裏だ。
学園まで徒歩2分ってとこだな。」

「…は?
…マジか…。
……フッ、もうそれ、全然諦めてないな。
雅に聞いてたんだろう。
愛の勤務先。
やる気満々じゃないか。」

「…だな。」

「俺は、愛が助けを求めてこない限りは、
何もしないよ。
蓮くんに手を貸すこともしない。」

「…聖…。」

「でも、今後、2人がちゃんと向き合って
揺るぎない関係を築けるなら、応援する。
まあ、今後の蓮くんの頑張り次第だな。」

「……聖、今の言葉、忘れるなよ。
俺は蓮を信じてる。
俺とお前は…いずれ親戚になるぞ!」