「…愛、それ全部嘘だ。
確かに、その女は俺にしつこく告白してきた。
でも、その都度、彼女がいるからって、断ってた。
その居酒屋でも、俺の隣の席に居座って、鬱陶しかったんだ。
テーブルに突っ伏して寝ている俺のスマホを盗んだんだろう。
当時の機種は、まだ指紋認証だったから、隣にいたなら簡単に開いたと思う。
寝てたけど、横で煩かったのを覚えてる。
『真弓、うるさい』
って言ったのも。
愛、そいつのフルネームは“真弓莉子”だ。
真弓は名字なんだ。」
「えぇ⁉︎ 真弓莉子⁉︎
下の名前だと思った…。」
「ややこしいよな。
兄貴に指摘されたんだ。
それが原因じゃないかって。
その通りだったんだな…。
誓って言う。
あそこは居酒屋だった。
周りにも沢山人がいた。
…そいつらもグルだった可能性は高いけど。
だって、愛が勘違いするくらい、静かだったんだろ?居酒屋なのにあり得ないよ。
ゼミのヤツらの協力がないと出来ない筈だ。
俺は真弓と何でもない。
むしろ迷惑してた。
留学ももちろん1人で行った。」
確かに、その女は俺にしつこく告白してきた。
でも、その都度、彼女がいるからって、断ってた。
その居酒屋でも、俺の隣の席に居座って、鬱陶しかったんだ。
テーブルに突っ伏して寝ている俺のスマホを盗んだんだろう。
当時の機種は、まだ指紋認証だったから、隣にいたなら簡単に開いたと思う。
寝てたけど、横で煩かったのを覚えてる。
『真弓、うるさい』
って言ったのも。
愛、そいつのフルネームは“真弓莉子”だ。
真弓は名字なんだ。」
「えぇ⁉︎ 真弓莉子⁉︎
下の名前だと思った…。」
「ややこしいよな。
兄貴に指摘されたんだ。
それが原因じゃないかって。
その通りだったんだな…。
誓って言う。
あそこは居酒屋だった。
周りにも沢山人がいた。
…そいつらもグルだった可能性は高いけど。
だって、愛が勘違いするくらい、静かだったんだろ?居酒屋なのにあり得ないよ。
ゼミのヤツらの協力がないと出来ない筈だ。
俺は真弓と何でもない。
むしろ迷惑してた。
留学ももちろん1人で行った。」



