陽だまりのようなあなたへ贈る花


「そ、それを言われたら返す言葉もございません……」


またやってしまったと思い、私は少しばかり落ち込む。


いい加減治したいよ、この癖を…

私はたまに、話の最中に一人、飛んでしまう癖があった。


「いや、そんな落ち込むことないよ?飛んでるときのゆら、なんだかんだで可愛いしね」




……さっきから思ってたけど、もしかして真瑚ちゃん、少し美的感覚がズレてる、とか?


私は真瑚ちゃんに比べて別に可愛いと言われるような容姿ではない。

ザ平凡だ。


それ以上でもそれ以下でもないと思う。




「…その顔、信じてないでしょ?というか、自分のこと平凡だと思ってるでしょ、ゆら」

「…うん。だって私、平凡だもん」