陽だまりのようなあなたへ贈る花


「そっかー…。じゃあ私は部活行くけど、帰り、気をつけて帰るんだよ?」

「うん、分かってるよ。さすがに高校生にもなって迷子にはならないよ」


家だって学校から歩いてわりとすぐだし。




「…そういうことじゃなくて、ほら、ゆら可愛いから。一人で歩いてたらナンパされそうだなって」


真剣な顔で言う真瑚ちゃんに、私は首を傾げる。


「…何言ってるの、真瑚ちゃん。私なんかがナンパされないよ…?別に可愛くなんてないし…」




むしろ、それを言うなら真瑚ちゃんの方だ。


真瑚ちゃんは背が高くてスラリとしたモデル体型に、サラサラとした綺麗な黒髪をショートカットにしていて、それがまたすごく真瑚ちゃんらしくて似合っている。


しかも、目もパッチリ二重にスッと通った鼻筋に透き通るような白い肌の美人さん。