驚いたように私を見ながら、だんだん嬉しそうな表情になる彼。


『陽子からキスしてくれるなんて、珍しいね。嬉しいよ。もう一回して?』


照れたように、顔を赤らめながらそんな事をいう彼。
何だか、私まで照れちゃう…。
でも、せっかく勇気を出して自分からキスしたんだから、彼のリクエストに応えよう!

言われるままに、私はもう一度、彼にキスをした。

さっきした軽めのキスより、もっと長く、角度を変えながら何度もキスをした。


『もう、我慢できない。陽子がほしい…』


そう言って、私にキスをする。
優しくて甘くて大好きな彼のキス。


『陽子には、こんな大胆な一面もあるんだな(笑)』


そう言いながら、彼のキスはどんどん加速していくみたい…。

激しくなる2人の息づかい。

彼のキスは、激しく深い、愛が伝わってくるものだった。