若くて経済的にも、あまり余裕がないため結婚式は身内のみで行うことにした。


あと半年位で、私たちは一緒に暮らせるようになる。
それが私の励みになって、仕事も、結婚に向けての準備も頑張った。

お料理や家事も積極的に覚えて、良い奥さんになりたくて頑張ってる。


彼も同じようだった。
仕事も今まで以上に頑張っていることが、話をしていてよく伝わってくる。


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私たちはこれから、夫婦になれる。
こんなにフィーリングが合い、心から愛せる、信頼できる人に出逢えたことが本当に嬉しく、神様に感謝した。


高校に入学してすぐの頃から、彼の事が何故か気になりはじめて、ずっーと気になる存在だった。


高3の時に思いがけず、彼の胸に支えられたとき、天国にでも来てしまったかと思うくらい、心地よくて優しくて、安らげた。
ずっーと、ここにこうしていたい…と思った。


それから彼の私への気持ちを知って、私自身も自分の気持ちにようやく気づき素直になれた。
中島君は、私の運命の人だったんだ、きっと…。


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