『けんちゃん、不安にさせてごめんね。
こんなに私を想ってくれてること、すっごく嬉しい!ありがとう』
『でもね、私はけんちゃんの事が大~好きだよ!
けんちゃん以外の男の人の所になんて行くわけないでしょ?
私の心はあなたのものだよ?
不安にさせてごめんね。もう心配しないで』
私はここが沢山の人が行き交う駅前だということを一瞬、忘れて彼の唇にキスをした。
私があなたに夢中だと、彼にわかってほしくて……。
両頬に当てていた手はいつの間にか、自然と彼の首に回していた。
私のキスに応えるように、彼も私にキスを返してくる。少し激しくなるキス…。