私(緑川 陽子)とけんちゃん(中島 賢治)は高校の同級生。


高校に入学した頃から、中島君はずっと私を想い続けてくれていた。

私は他に好きな人がいたけど、入学した頃から何故か中島君の事がずっと気になっていた。

私は鈍感で彼の気持ちにも、自分の気持ちにも気づかないままだった。

そんな私たちは、高校3年生の冬にようやく付き合い始めた。

それから、2人の距離はどんどん縮まって、お互いにかけがえのない存在になっていた━━━━。


高校卒業してからも、2人の付き合いはもちろん続いてる。



高校卒業後、私たちは間もなく社会人デビューした。


それぞれの職場で、仕事を覚えることで必死だ。


私はちょっとした高級レストランで働いている。
中島君は大手の電機会社に就職した。

お互いにサービス業のため、土日はだいたい出勤が多い。