「その中に、春は入ってないわけ?」
「え? 僕ってカッコいいの?」
「ま、真剣な目をして踊ってるときはカッコいいんじゃね?」
「カッコよくなんてないよ、僕」
なんだこの会話。
『そんなことない。春はカッコいい!』って俺に言って欲しいのか?
春輝の脳内を理解しがたいこの状況。
だんまりを選んだ俺に、幼稚園児か!って突っ込みたくなるほどのあどけない笑顔が降ってくる。
「僕は『世界で一番かわいい男の子部門』だよ。1位も通り越して殿堂入りなんだから」
天然春輝の頭ん中。
理解不能。
お手上げマジで。
一度頭を開いて、虫眼鏡当ててみたいわ。
そしたらこいつの意味不明な行動も発言も、アミュレットのリーダーとしてもっとわかってやれるかもな。
「僕ねあやあやに言いたいことがあったんだ」
「ん?」
「ずっと思っていたことだよ」
「だから早く言え」
ニコニコ笑顔の春輝。
毎日楽しいことしか映らないんだろうな、春輝の瞳には。
羨ましい。
どんな人生を送ってきたら全てを『楽しい』『かわいい』に脳内変換できるんだろう。
そう思ったのに……
あれ?
春輝の瞳、今一瞬、闇色に陰ったような。
ま、気のせいか。
気のせい?って思ったけど……
マジだし!
気のせいじゃないし!
「え? 僕ってカッコいいの?」
「ま、真剣な目をして踊ってるときはカッコいいんじゃね?」
「カッコよくなんてないよ、僕」
なんだこの会話。
『そんなことない。春はカッコいい!』って俺に言って欲しいのか?
春輝の脳内を理解しがたいこの状況。
だんまりを選んだ俺に、幼稚園児か!って突っ込みたくなるほどのあどけない笑顔が降ってくる。
「僕は『世界で一番かわいい男の子部門』だよ。1位も通り越して殿堂入りなんだから」
天然春輝の頭ん中。
理解不能。
お手上げマジで。
一度頭を開いて、虫眼鏡当ててみたいわ。
そしたらこいつの意味不明な行動も発言も、アミュレットのリーダーとしてもっとわかってやれるかもな。
「僕ねあやあやに言いたいことがあったんだ」
「ん?」
「ずっと思っていたことだよ」
「だから早く言え」
ニコニコ笑顔の春輝。
毎日楽しいことしか映らないんだろうな、春輝の瞳には。
羨ましい。
どんな人生を送ってきたら全てを『楽しい』『かわいい』に脳内変換できるんだろう。
そう思ったのに……
あれ?
春輝の瞳、今一瞬、闇色に陰ったような。
ま、気のせいか。
気のせい?って思ったけど……
マジだし!
気のせいじゃないし!



