「ほのか……です……」
「ふうん」
「あの……綾星さん……」
「さん付け……禁止」
へ?
「敬語もな」
そんなこと言われても。
年上の人に敬語を使わないなんて、私には無理だよ。
「綾星さん」
「だから、さん付け禁止だってば」
「綾星……くん……」
「なに?」
「何歳……なんですか?」
「だから!」
「な……何歳……かな?」
敬語禁止って言われたから、テンパっちゃってへんな語尾をつけちゃったよ。
恥ずかしくて顔の熱が上がっていく私に、ニヤリと悪魔顔をのぞかせた綾星くん。
「俺は、高3だけど」
「高3????」
「なんだよ、見えないのかよ」



