今日の朝出ていって、倉庫のみんなに言われたのを思い出した。 「待ってます。」と。 実は「協力する。」とも言われた。 本当に優しいね。良い人すぎるよ...。 「もしもし、歩夢?」 私は歩夢に電話をかけた。 助けて欲しいと。 「X市の春の住んでいる周辺の族とその場所の特定をして欲しいの。お願いできる?」 こんなに頼っていいか、やっぱり今だに分からない。 でも、頼ってくれ。 その言葉を私は信じる。