「頼ってもいいの?」 弱々しい声でそう言ってしまう。 「当たり前だよ~。僕達は花ちゃんに頼って欲しかったんだよ!頼ってくれたら嬉しいっ。みんなもそうだよ?」 陽...。 陽は優しいね。皆も。 「じゃあ、ココを任せてもいい?」 遠慮がちに言った私。 それに、歩夢が応えて、 「任せてください。俺達で守ります。安心して春に会いに行ってください。」 笑顔でそんな風に言うなんてずるいよ。 私っ、私っ、泣きそうだよ。