『お前は優しいな...。俺の好きな花もそんなヤツだった。』 それから春はわたしの話を始めた。 『明るくて、俺の光だった。俺自身は暗闇でその子が俺を連れ出してくれた。』 春と私。 暗闇と光。 昔から春は自分の事をあまり好いていなかった。 「なんで春自身は暗闇なの...?」 でも、その理由を私は聞いたことがない。 "それは違う"って言うだけで私は理由すら聞かなかった。 あの時の私は彼女失格だ。