「花っ花!」 私を呼ぶ声。 春?いや、違う。 春の声は優しくて、強くて、心地いい声。 そっと目を開けた。 白い天井。ピッーピッーと音が鳴っている。 横を見ると 「翔...。みんなも、、。」 幹部全員がいた。いや、春以外。 みんなそんなに心配そうな顔して...。 大丈夫だよ。元気だよ。 「心配しないでよ。元気だよ?」 体はね。心はその反対。 昨日春が言っていたこと。やっぱり思い出せない。