祥太に対する 私の思いは 一目惚れとも違い。

かと言って 少しずつ 近付いて

信頼を 深めていったわけでもない。


あの日 突然 電気に打たれたように 胸に響いて。

それ以来 祥太に ドキドキが 止まらない。

付き合い始めた 今でも…


こんなことって あるの?


初めての感情に 戸惑いながら。

祥太を知れば 知るほどに

私は 祥太を 好きになっていた。


職場では 必要以上に 打ち解けないけど。


仕事に対しては 真面目で。

お客さんの対応も 誠実な祥太は 

頼りになる 存在だった。


私といる時の 祥太は 明るくて。

職場とは 違い 冗談ばかり 言っている。


クールな印象だったのに

私には 甘くて 優しくて。


いつも ベタベタしているくせに 慎重で。

キスをしたのも 付き合って 1か月後だった。