雷の夜は、大キライ。
テント生活だろうが洞窟だろうが平気だと思えるのは大地くんがいたら、の話で。
「……大地くん」
大地くんの部屋にやってくると、布団にくるまった。
ガタガタと雨戸と窓が揺れている。
屋根飛んでいったりしないよね?
海月さんがいてくれるのが救いではあるけれど、部屋にひとりぼっちで心細い。
どのくらい時間がたった?
感覚が鈍る。
スマホはいざというときに使えるように今は電源を切っている。
こんなことなら、モバイルバッテリーたくさん用意しておくんだった。
いくらでも買うお金あっても使えなきゃ意味がない。
――――ガタッ


