『私はもう学生じゃないから思うように動けないの。だから、今度はエマにカンナちゃんの意思を引き継いでほしい。イジメに苦しんでいる子に手を差し伸べてあげて欲しい。イジメなんて卑劣な行為をする人間に屈してはいけない』

桃さんの言葉からは確かな意思が感じられた。

きっと、全国にはカンナさんの意思を継ぐ人間がエマ以外にもいる。

イジメという卑劣な行為をした人間には必ず罰を与える。

された苦しみ以上に苦しませてやる。

そして、いつか。

エマは必ずこの手であの女にエマが受けた以上の苦痛を受けさせる。

「絶対に許さない」



イジメられた人間が

イジメた人間に

イジメ返しをすることは

許されないことでしょうか?

何十倍、何百倍の痛みを味わわせてやりたいと思いませんか?

さぁ、一緒にはじめましょう


イジメ返し


【END】