イジメ返し―新たな復讐―

自宅に辿り着いた時、郵便受けの中に何かが入っていることに気が付いた。

「手紙……?」

【愛奈へ】と記されている。その字には見覚えがあった。

「……真紀?」

手紙には切手も消印もない。

真紀がわざわざうちにきてポストにこの手紙を投函したんだろうか。

はやる気持ちを抑えながら手紙の封を開けた。


―――愛奈へ―――

突然ごめんね。驚かせちゃったよね。

本当は直接愛奈に会って言いたかったんだけど、色々な事情があってできなかったの。

愛奈、今までありがとう。小学生の時からずっと仲良くしてくれてありがとう。

あたしね、今も忘れられないの。小学生の時、入院した時愛奈が毎日お見舞いにきてくれたこと。本当に本当に嬉しかったから。

雪が降っていても、どんなに寒くても愛奈は毎日欠かさずお見舞いにきてくれたよね。

本当はね、ずっとひとりぼっちで心細かったの。でも、愛奈が来てくれたからあたしは寂しい気持ちを乗り越えることができた。

だからあの日、あたしは誓ったの。

愛奈の笑顔をずっとずっと守るって。愛奈が幸せになれるように親友として守るんだって。

結局、あたしは無力で愛奈に何もしてあげられなかった。

カスミちゃんからイジメられている愛奈を助けてあげることができなかった。

それどころか何も知らすにカスミちゃんが愛奈から奪ったお金でカフェに言ったって喜んじゃった……。

最低だよ。本当にごめんね。

実はね、ずっとずっと金銭的に苦しかったの。お母さんが借金して、その返済も滞っていてお昼を買うお金すらなかった。

お昼ご飯を食べなかったのはダイエットの為なんかじゃないの。