イジメ返し―新たな復讐―

「え……?」

いぶかしく思いながら玄関に向かうと、玄関の鍵が外から開けられ扉が開かれた。

「なんで……」

「カスミちゃん、ずいぶんと派手にやったみたいだね。お疲れ様でした」

玄関には鍵を手にした神宮寺エマの姿があった。

右手はなぜか背中の後ろに回している。

「どうしてアンタがうちの鍵を……!」

「このアパートはエマのお父さんが管理してるから」

「え……?」

「このアパートにはクズしか住んでいないの。働けるのに嘘をついて働かずに生活保護を不正受給をしているパチンコ狂いのおばさんと、騒音でご近所トラブルを起こしているくせに逆切れして相手を刺し殺そうとした前科のあるおじさんと、自分の娘を100万円と引き換えに金城に引き渡した最低最悪な母親と、その金城を殺したいじめっ子のカスミちゃん。ねっ、クズしか住んでないでしょ?」

エマはそう言うと天使のような笑みを浮かべた。

「どうして……」

どうして金城を殺したって知ってるの?

「知ってるよ。全部。この部屋全て盗聴されてるから」

「……はっ!?」

「返り血を浴びているってことは、何か固いもので殴り殺したのかな?」

エマはあたしの様子を見ても驚くそぶりを見せない。