「お、おまたせ!」
肩で息をしながら買ってきたお弁当やパンをカスミちゃんに差し出すと、カスミちゃんはそれを奪い取りながらあたしを睨んだ。
「足、遅すぎー。まっ、デブだから仕方がないかっ。つーかもう用ないから邪魔。汗臭いしどっかいってー」
カスミちゃんは手であたしをシッシッと払う仕草を見せた。
お弁当とパンを買ってきてもらってこれ……?
顔の筋肉という筋肉が引きつり、痙攣をおこす。
「あっ、あの……カスミちゃん……お、お金は……」
「はっ?ケチケチしないでよ。あたし色々アンタの為に動いてるしそれぐらいしてくれても良くない?なに?もしかして、全部タダだと思ってんの?それじゃ、あたしには何のメリットもないじゃん」
「そんな……」
「これぐらい安いもんでしょ?大丈夫だって。ちゃんとアンタがアイツらと仲直りできるようにしてあげるから」
愕然とした。
そうだ。カスミちゃんはこういう人間だ。
自分にはメリットのないことを率先して引き受けるはずはない。
弱っていたところに付け込んできただけ。
どうして気付けなかったんだろう……。
悶々とした気持ちを抱えながら香織と杏奈の元へ向かう。
いつも決まって3人で机をくっつけてお弁当を食べていたのに、今日は先に二人で食べてしまっている。
「あぁ、お腹空いた。早く食べなくちゃお昼終わっちゃうよね」
そう言いながら二人の座る席に机を移動しようとすると、二人は目配せしてお弁当をしめ始めた。
肩で息をしながら買ってきたお弁当やパンをカスミちゃんに差し出すと、カスミちゃんはそれを奪い取りながらあたしを睨んだ。
「足、遅すぎー。まっ、デブだから仕方がないかっ。つーかもう用ないから邪魔。汗臭いしどっかいってー」
カスミちゃんは手であたしをシッシッと払う仕草を見せた。
お弁当とパンを買ってきてもらってこれ……?
顔の筋肉という筋肉が引きつり、痙攣をおこす。
「あっ、あの……カスミちゃん……お、お金は……」
「はっ?ケチケチしないでよ。あたし色々アンタの為に動いてるしそれぐらいしてくれても良くない?なに?もしかして、全部タダだと思ってんの?それじゃ、あたしには何のメリットもないじゃん」
「そんな……」
「これぐらい安いもんでしょ?大丈夫だって。ちゃんとアンタがアイツらと仲直りできるようにしてあげるから」
愕然とした。
そうだ。カスミちゃんはこういう人間だ。
自分にはメリットのないことを率先して引き受けるはずはない。
弱っていたところに付け込んできただけ。
どうして気付けなかったんだろう……。
悶々とした気持ちを抱えながら香織と杏奈の元へ向かう。
いつも決まって3人で机をくっつけてお弁当を食べていたのに、今日は先に二人で食べてしまっている。
「あぁ、お腹空いた。早く食べなくちゃお昼終わっちゃうよね」
そう言いながら二人の座る席に机を移動しようとすると、二人は目配せしてお弁当をしめ始めた。



