《ここみside》
「おぉーい、席に着けよ! ほらそこ! 喋んな~」
うちの先生、体育の先生だからか、声が大きくてちょっと怖い。
でも、面白いしいい先生なんだけどね。
「はい、今日は、みんなお待ちかねの修学旅行についてだ。」
え、やった!
修学旅行!
そう、うちの学校は、3年生は受験勉強に専念するため、修学旅行は2年生の6月に行く事になっている。
「ということで、修学旅行の活動の中心となる、生活班と活動班の班決めをします。」
おぉ!
生活班喜菜と一緒になって、恋バナしたいなぁ。
もっとも、私はできないんだけど。
「生活班は、仲のいいやつと組め~。あ、もちろん男女は別な。」
仲いい人と組めるの?
先生、もしかして神なの?
嬉しすぎるんだけど。
「えっと、4人組だな。よし、一緒の生活班になりたいやつ、4人で集まって先生んとこに報告しに来い。では、開始。」
私と喜菜は集まって、他の二人は誰にしようか、迷っていた。
できれば気が合う子がいいなぁ。
「あの、小田原さん、桃山さん。私たち二人組なんだけど、よければ一緒の班にならない?」
二人で迷っていると、声を掛けてくれた。
声を掛けてくれた二人は、岡部梓(おかべあずさ)さんと福田春奈(ふくだはるな)さんで、たまに喋る子達だった。
喜菜も、いいよという顔をしていたから、私たち四人組は、先生に報告しに行く。
「せんせー。私たち決まりました。」
岡部さんが、先生に言う。
「はい、お前らは、決めるの早かったから1班だな。記録するから、ちょっと待ってくれ。1班は岡部、小田原、桃山、福田…っと。」
先生は、メモに私たちの名前を書いている。
「よし、1班は戻っていいぞ。」
私たちは、自分の席に戻り、座る。
「よぉーし、全員決まったな。じゃあ活動班を決めていく。活動班はくじ引きだからな!」
くじ引きかぁ。
さすがに、喜菜と一緒は無理かも。
でも、あんまり仲いい子いないし。
どうしよ…。
まぁ、なんとかなるか!
「おぉーい、席に着けよ! ほらそこ! 喋んな~」
うちの先生、体育の先生だからか、声が大きくてちょっと怖い。
でも、面白いしいい先生なんだけどね。
「はい、今日は、みんなお待ちかねの修学旅行についてだ。」
え、やった!
修学旅行!
そう、うちの学校は、3年生は受験勉強に専念するため、修学旅行は2年生の6月に行く事になっている。
「ということで、修学旅行の活動の中心となる、生活班と活動班の班決めをします。」
おぉ!
生活班喜菜と一緒になって、恋バナしたいなぁ。
もっとも、私はできないんだけど。
「生活班は、仲のいいやつと組め~。あ、もちろん男女は別な。」
仲いい人と組めるの?
先生、もしかして神なの?
嬉しすぎるんだけど。
「えっと、4人組だな。よし、一緒の生活班になりたいやつ、4人で集まって先生んとこに報告しに来い。では、開始。」
私と喜菜は集まって、他の二人は誰にしようか、迷っていた。
できれば気が合う子がいいなぁ。
「あの、小田原さん、桃山さん。私たち二人組なんだけど、よければ一緒の班にならない?」
二人で迷っていると、声を掛けてくれた。
声を掛けてくれた二人は、岡部梓(おかべあずさ)さんと福田春奈(ふくだはるな)さんで、たまに喋る子達だった。
喜菜も、いいよという顔をしていたから、私たち四人組は、先生に報告しに行く。
「せんせー。私たち決まりました。」
岡部さんが、先生に言う。
「はい、お前らは、決めるの早かったから1班だな。記録するから、ちょっと待ってくれ。1班は岡部、小田原、桃山、福田…っと。」
先生は、メモに私たちの名前を書いている。
「よし、1班は戻っていいぞ。」
私たちは、自分の席に戻り、座る。
「よぉーし、全員決まったな。じゃあ活動班を決めていく。活動班はくじ引きだからな!」
くじ引きかぁ。
さすがに、喜菜と一緒は無理かも。
でも、あんまり仲いい子いないし。
どうしよ…。
まぁ、なんとかなるか!