「エミィ、決まったみたいだぞ?」
「ん?決まったのか?」
「うん。考えても分からないからこの子にする」
ステアダに言われて問いかけてみると、エミィ様は確かに決まったと返した。理由は簡単で考える事を止めたから。結局、ステアダと同様に直感を信じるそうだ。
自分で選んだのだから人のせいに出来ない。その事実と向き合う事を選んだ彼女を少しだけ誇らしく思えた。それでもし、誰かに言われたから選んだという事実があればその子が裏切った時に自分のせいじゃないと責任から逃れようとする者が出てくるからだ。
彼女がそうだと言っている訳じゃない。でも、そうなるかもしれない未来がある以上気にはなるだろう。こいつに言われたからその子にしたんだ、こいつのせいなんだと。そう言っている彼女は見たくない。
早速、出る準備をして神の住み処の出入り口に立った。今度はリッヅ様とシアラ様がお見送りに出てきている。
「ん?決まったのか?」
「うん。考えても分からないからこの子にする」
ステアダに言われて問いかけてみると、エミィ様は確かに決まったと返した。理由は簡単で考える事を止めたから。結局、ステアダと同様に直感を信じるそうだ。
自分で選んだのだから人のせいに出来ない。その事実と向き合う事を選んだ彼女を少しだけ誇らしく思えた。それでもし、誰かに言われたから選んだという事実があればその子が裏切った時に自分のせいじゃないと責任から逃れようとする者が出てくるからだ。
彼女がそうだと言っている訳じゃない。でも、そうなるかもしれない未来がある以上気にはなるだろう。こいつに言われたからその子にしたんだ、こいつのせいなんだと。そう言っている彼女は見たくない。
早速、出る準備をして神の住み処の出入り口に立った。今度はリッヅ様とシアラ様がお見送りに出てきている。



