「おやおや、いくらかはあると思うが、こんなにたくさんの布と交換できるほどは持ってないよ?」
できるだけたくさんの布を買った。布も量が増えれば重たくなるので、できるだけというのは持ち運べるだけのという意味だ。金銭的にはまだ買える余裕はある。
「はい、それで、他の皆さんにも協力していただきたいんです。できるだけたくさんオムツを作りたくて。新しい布で作るより、赤ちゃんのためには柔らかくなった布で作ってあげたいので……」
ハルヤさんが唖然としている。
「いくらオムツは数が必要だからって、さすがにそんなに必要ないだろう?」
「実は……オムツのレンタル屋を始めようと思って……。毎日大量のオムツを洗濯するのが大変なので、……私以外にも大変な思いをしているお母さんたちがたくさんいるので、楽にならないかと……」
孤児院の子供たちのことは伏せて、洗ったおむつと使用済みのオムツの交換するレンタル屋、もしくは洗濯屋の話をハルヤさんに聞かせた。
◆
「へー、そりゃいいねぇ。雨が続くと困るんだよねぇ。温かい時期ならそのままオムツなしで過ごさせてもいいんだけど、寒いとそうもいかないし。オムツなしであちこちに用を足されても掃除が大変になるからねぇ。しかも、寒いと水が冷たくて洗濯は億劫になる。お湯を使って洗いたいが、そんな贅沢も毎日はしていられないからねぇ」
火を起こすには薪がいる。暖を取るにも、料理するにも、火は欠かせない。毎日洗濯のために大量にお湯を沸かすだけの余裕などないのだ。金銭的にではない。森のめぐみ……薪は有限なのだから当然だろう。ああもちろん、森から薪が取れなくなれば薪の値段が高騰して、結局は金銭の問題にもなるのだろうけれど……。
「大人の物なら洗濯なんて2,3日しなくって平気だけどねぇ。オムツは。……うん、いいアイデアだと思うよ。体を壊して洗えない母親だって世の中にはいるんだからね。助け合って誰かが洗ってやれるとも限らないし、もちろん困ったときはお互いさまだけどね、頼む方も毎日のようにとなると頼みにくくなるもんだからね」
話を聞いたハルヤさんの反応はいい感じだ。
「分かったよ。協力するよ。オムツになりそうな布を集めればいいんだね。この新しい布と交換といえば、きっと集まるさ。それと一緒に、赤ちゃんのいる人にオムツレンタルの話は広めておくよ」
「ありがとうございます!」
できるだけたくさんの布を買った。布も量が増えれば重たくなるので、できるだけというのは持ち運べるだけのという意味だ。金銭的にはまだ買える余裕はある。
「はい、それで、他の皆さんにも協力していただきたいんです。できるだけたくさんオムツを作りたくて。新しい布で作るより、赤ちゃんのためには柔らかくなった布で作ってあげたいので……」
ハルヤさんが唖然としている。
「いくらオムツは数が必要だからって、さすがにそんなに必要ないだろう?」
「実は……オムツのレンタル屋を始めようと思って……。毎日大量のオムツを洗濯するのが大変なので、……私以外にも大変な思いをしているお母さんたちがたくさんいるので、楽にならないかと……」
孤児院の子供たちのことは伏せて、洗ったおむつと使用済みのオムツの交換するレンタル屋、もしくは洗濯屋の話をハルヤさんに聞かせた。
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「へー、そりゃいいねぇ。雨が続くと困るんだよねぇ。温かい時期ならそのままオムツなしで過ごさせてもいいんだけど、寒いとそうもいかないし。オムツなしであちこちに用を足されても掃除が大変になるからねぇ。しかも、寒いと水が冷たくて洗濯は億劫になる。お湯を使って洗いたいが、そんな贅沢も毎日はしていられないからねぇ」
火を起こすには薪がいる。暖を取るにも、料理するにも、火は欠かせない。毎日洗濯のために大量にお湯を沸かすだけの余裕などないのだ。金銭的にではない。森のめぐみ……薪は有限なのだから当然だろう。ああもちろん、森から薪が取れなくなれば薪の値段が高騰して、結局は金銭の問題にもなるのだろうけれど……。
「大人の物なら洗濯なんて2,3日しなくって平気だけどねぇ。オムツは。……うん、いいアイデアだと思うよ。体を壊して洗えない母親だって世の中にはいるんだからね。助け合って誰かが洗ってやれるとも限らないし、もちろん困ったときはお互いさまだけどね、頼む方も毎日のようにとなると頼みにくくなるもんだからね」
話を聞いたハルヤさんの反応はいい感じだ。
「分かったよ。協力するよ。オムツになりそうな布を集めればいいんだね。この新しい布と交換といえば、きっと集まるさ。それと一緒に、赤ちゃんのいる人にオムツレンタルの話は広めておくよ」
「ありがとうございます!」


