用がなくても、私は、碧都が来てくれただけで嬉しいけど…… 「星祈の姿が見えたから来た」 「えっ?」 私の姿が見えたから来たってことは…… 特別に用があったわけじゃなくて、来てくれたってことだよね? どうしよう…… すごく、嬉しい。 「星祈、顔赤いけど大丈夫?もしかして……体調、悪いの?」 碧都のせいだよ。って、口が裂けても恥ずかしくて、言えない! 「だ、大丈夫だから、気にしないで?」 私は、平然を装って何とか答える。