「……はぁ」 痛みが収まればようやく、私は落ち着きを取り戻せる。 こんなことを1日に何回も繰り返している。 症状が出た後は、決まって笹木先生が見に来て、薬を投与される。 腕には何本もの点滴が取り付けられて、私は、ベッドに横になったまま、笹木先生の話を聞く。 「もう、大丈夫だよ。少し睡眠薬も投与したから、眠くなるかもしれないけど、心配しないで、何かあったらすぐ駆けつけるから」 私は、コクンと頷いて、少しずつ瞼が閉じていった。