"カップル"その言葉に私は、ドキドキしていた。
『じゃぁ、おふたりさんは、こっちに来てー!』
案内されるまま、綺麗に装飾された黒板の前に立つよう言われる。
『ほーら!カップルなんだから、もっとくっついて!』
「えっ?!くっつくって……」
焦る私の肩をグイッと碧都が引き寄せて、お互いの肩が触れた。
「あ、碧都?!」
「ほら、前、向いて笑って」
「……っ!」
碧都の言葉にドキドキとしながら、私は、カメラに笑顔を向けた。
先輩の『はーい!撮りますよー!』の合図と共に、チェキのシャッター音がした。
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