君とみたあの夏の流星群。


てっきり、断られると思っていたから。


「まぁ、嫌じゃない。って、言ったら嘘になるけど、星祈が撮りたいなら俺は、付き合うってだけだよ?」


「……そ、そっか。あ、ありがとう」


こういうことサラッと言うなんて、不意打ちすぎる。


私は、碧都の言葉が嬉しくて、顔がニヤけそうになるのを必死に堪えた。


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3年生の【写真館】の出し物をやっているクラスに入るなり、私と碧都は、先輩たちに取り囲まれた。


『わぁー!使用人カップルじゃんー!可愛いー!』


使用人カップルって……


いや、たしかに!!

今の格好は、メイドと執事だから、使用人は間違ってないんだけど。